1977-10-27 第82回国会 衆議院 逓信委員会 第2号
すまでもないと思いますけれども、教育勅語が今日なお国民道徳の指導原理としての性格を持続しているかのごとく誤解されている、親孝行の問題だとか夫婦の問題だとか、部分的なそういう問題をとらえて誤解されている、これは従来の行政上の措置が不十分であったためであるという、こういう考え方のもとに、これら詔勅の部分的なところではなく、「根本理念が主権在君並びに神話的國体観に基いている事実は、明かに基本的人権を損い、且つ國際信義
すまでもないと思いますけれども、教育勅語が今日なお国民道徳の指導原理としての性格を持続しているかのごとく誤解されている、親孝行の問題だとか夫婦の問題だとか、部分的なそういう問題をとらえて誤解されている、これは従来の行政上の措置が不十分であったためであるという、こういう考え方のもとに、これら詔勅の部分的なところではなく、「根本理念が主権在君並びに神話的國体観に基いている事実は、明かに基本的人権を損い、且つ國際信義
その一番重要な部分を参考までに読み上げてみますと、「思うに、これらの詔勅の根本理念が主権在君並びに神話的國体観に基いている事実は、明かに基本的人権を損い、且つ國際信義に対して疑点を残すもととなる。よって憲法第九十八条の本旨に従い、ここに衆議院は院議を以て、これらの詔勅を排除し、その指導原理的性格を認めないことを宣言する。」となっている。
特に衆議院の決議では、「これらの詔勅の根本理念が主権在君並びに神話的國体観に基いている事実は、明かに基本的人権を損い、且つ國際信義に対して疑点を残すもととなる。よって憲法第九十八條の本旨に従い、ここに衆議院は院議を以て、これらの詔勅を排除し、その指導原理的性格を認めないことを宣言する。」明確にこう言っておるんですね。
それから次に大きなものといたしましては、我々は御承知のように、いわゆる國際信義を高めるという意味で、以西其の他の漁業の取締船を相当数殖やして貰うというわけで、この方面の予算、傭船による漁業取締船に必要なこれは経費でありますが、これを約八千四百万円ばかり要望したのでありますが、これが結局だんだん追詰められまして、最後は五百六十二万円ばかり、僅か二隻を傭船したのであります。
第七に、平和都市としての都市計画はいかにあるべきか、ということはきわめて大きい問題であり、さらに國際信義の上からも、この際廣島平和都市建設審議会のごときものを設置し、これが建設に努力いたすべきであると考えます。 以上が四國の地盤変動及び廣島都市計画のきわめて簡單なる報告でありますが、その他、建設事業として調査いたして参りましたものにつき、きわめて簡單に御報告いたします。
そこで私はおそらくこれもただ一片の新聞その他で知つたのであるから、早急に自分の意思表示はできないけれども、もし國鉄の民主化を考えておるところの、また日本の民主國家としての行方を考えておる労働組合運動をなす者に、この下山氏に被害を加えたというようなことが判明し、それが國鉄労働組合員であるというような断定が下される場合には、私は國際信義上、國鉄労働組合の中央委員長としての職にとどまり得ないであろうということを
殊に我々は國際信義に立脚し、世界の信用を高めつつあります際、かくのごとき暴力による集團的行爲は、フアツシヨ的(「討論じやありません、今は……………」と呼ぶ者あり)共産的、反動的でありまして、(「議長、注意しろ」と呼ぶ者あり)社会党、共産党、以上の諸君がこれらの暴行をなさいますことにつきましては、衷心遺憾に堪えないのでありまして、我々は本院の品位と名誉にかけまして、須らくこれらの暴行議員を追放し、除名
理由の第三は、憲法により、戰爭を放棄したわが国が、その記念事業として、戰爭により破壊した廃墟の上に、世界恒久平和のシンボルとして、全然性格のかわつた、新しい平和記念都市を建設することは、きわめて意義深い事業であり、それによつて國際信義を高揚すること多大なるものがあると考えられることであります。
國際信義を尊重し、ひたすらに平和國家建設に向かつて努力すべきは、刻下日本國民に課せられた義務であります。われわれは協力一致、立ち直つた平和日本の姿を一日も早く全世界に向つて示すべく努力しなければなりません。今こそ平和日本への正しい第一歩を印すべきときであります。民間側が大いに奮起すべきはもちろん、政府もまた本腰を入れて観光政策に立ち上がるべきであります。
ことに、わが國はすでに戦争放棄を宣言し、國際信義に依頼して平和國家を建設することを立國の基本としたのでありまして、民主政治の健全なる確立こそ、信を内外に傳して、復興再建を促進する唯一の道であると存じます。しかるに政府は、口に健全なる民主政治を唱えながら、その行うところ、はなはだしくこれに反するのうらみがあります。
かかる状態の下にある日本國民といたしましては、國際信義を遵守してその誠意を表明し、世界の平和と文化の発展に寄與し、進んで國際連合への参加が許容せられ、世界各國と友好関係を保ち得る適格を一日も速かに認容されることが、國民に課せられた大なる義務であり、好意ある連合國に対して、その期待に應ずる唯一の途であると思われるのであります。
(拍手)私は詳細なる事由は申しませんが、ただ單に政治上の事情によつて、政府みずからが國民に対してその信任を失わしめ、ひいては國際信義を損うようなかかる処置は、断固として引込められることを要求するものであります、 以上、民主自由党を代表いたしまして絶対反対の意思を表明する次第であります。どうか諸君の御賛成をお願いいたします。(拍手)
○石原登君(続) さらに國際信義の維持でなくてはならないのであります。しかるに、こういうような重大な時機に際会して、政府がことさらに招いて金融機関を混乱せしめるような処置をとるということほ、これは内閣の基本政策に根本的に相反するものと言わなくてはならないのであります。
しかしこれはやはり國際信義の樹立ということと、日本がかつて受けておりました外國の信用を取戻す。それがためには十分なる決意をもつて政府はするということの方針を披瀝いたしておるわけでありまして、それがためには日本の外貨國債その他の外債などについて、あるいは戰時中敵産処理をしておりましたものの整理その他についても、十分誠意を披瀝するということでいたしておるような次第であります。
要するに外資導入ということは、導入者と導入を受けるものとの間の信用関係、廣く言うならば國際信義、國際信用ということが大きな要素をなすのでありまして、そういう面から行われなければ、過半数の株をもつたがゆえに安心だとはいかないのであります。むしろ場合によつたら信用ある日本の機関に議決権を信託しても投資をするということも行われるのでありまして、一概に抽象的には申し上げられないと思うのであります。
私も北村大藏大臣のしり馬に乘りまして、國際信義は十分に果す、それが結局は好意ある連合國の援助を受けるもとだ、こういうことを原則的にも主張し、またそれを実行いたしたいと考えておる次第でございます。しかし今はまだ講和條約が成立しておらぬのであります。
同時にこれに対してはわれわれは國際信義の原則の上に立つて受入態勢を整え、十分これにこたえていく、こういうことが非常に必要だと思うのであります。健全なる外資導入の要望をいたしますと同時に、國際信義の原則によつて導入される外資については、その維持その他の受入態勢というものは十分整え、これに應じていく、これがつまり外資導入を促進する途にもなるのであります。
思うに、これらの詔勅の根本理念が主権在君並びに神話的國体観に基いている事実は、明かに基本的人権を損い、且つ國際信義に対して疑点を残すもととなる。よつて憲法第九十八條の本旨に從い、ここに衆議院は院議を以て、これらの詔勅を排除し、その指導原理的性格を認めないことを宣言する。政府は直ちにこれらの詔勅の謄本を回収し、排除の措置を完了すべきである。
思うに、これらの詔勅の根本理念が主権在君並びに神話的國体観に基いている事実は、明かに基本的人権を損い、且つ國際信義に対し疑義なしとしない。よつて憲法第九十八條の本旨に從い、ここに衆議院は院議を以て、これらの詔勅を排除し、その指導原理的性格を認めないことを宣言する。政府は直ちにこれらの詔勅の謄本を回收し、排除の措置を完了すべきである。 右決議する。
第三点の「國際信義に対し」のあとを承けた表現は、「疑点を残すもととなる」という表現が、きわめて卒直な表現でありますので、この方がよいのではないかという考えをもつております。
しかしわれわれが今考えておりますのは、そういう本格的な外資導入が國際信義を守るという原則の上に礎かれ、そうしてはいることはもちろんわれわれは非常に希望するところでありまして、今回政府において設けました経済復興計画の委員会におきましては、もちろんそういうものも懇請を予定し、援助を予定しておるわけであります。
ただ少くとも許可を受けております線があります以上、やはりこの線を嚴重に守つていくということは、國際信義の上からきわめて重要であります。その點を一方嚴重に取締まる態勢を整えながら、一方においては許される區域が擴張されるように、兩方面から話を進めておるのであります。實は最近この種の問題が絶えませんので、やはりこの根本的な解決をしなければならぬと考えまして、私の方でも案を考えております。
これから先もまた、われわれは負担する義務をどこまでも誠実に履行いたしまして、國際信義を尊ぶ立場を明らかにすることに努めていきたい、こう考えております。
本案は申すまでもなく、ポツダム宣言受諾に伴う残されたる大きな義務たる賠償を最も迅速的確に行い、もつて國際信義に答えるために、いよいよ実施期に入らんとするこの際、從來の機構に整備改革を行い、一元的に強力的確なる実施を行うために、終戰連絡中央事務局廃止に伴い、内閣に臨時に賠償廳を設置せんとする案であります。